日本語でなにげなく使われているフランス語起源の外来語。こんなにあった? -7

French greeting words 文化

~Mots japonais originares de France~

日本語の会話や文章の中では多くのフランス語がさりげなくつかわれています。
第一回から第六回では下記のフランス系日本語をご紹介しました。

フランス系日本語リスト

日本語でなにげなく使われているフランス語起源の外来語。こんなにあった?

日本語でなにげなく使われているフランス語起源の外来語。こんなにあった? -2

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その1

baguette  【バゲット】
encore 【アンコール】
nuance 【ニュアンス】
ensemble 【アンサンブル】
mode, à la mode 【モード】、【ア・ラ・モード】
à la carte 【ア・ラ・カルト】
café au lait 【カフェ・オ・レ】
langue de chat 【ラング・ド・シャ】
aux Champs Élysées 【シャンゼリゼ】
Notre-Dame 【ノートル・ダム】
vendange 【ヴィンテージ】(ヴァンダンジュ)

その2

rouge 【ルージュ】
シュークリーム
déjà vu 【デジャブ】
barbe à papa 【バーバパパ】
sabotage 【サボタージュ」
haute couture 【オートクチュール】
avant -garde 【アヴァンギャルド】
surréalisme 【シュルレアリスム】
atelier 【アトリエ】
chanson 【シャンソン】

その3

lumière 【ルミエール】
maison 【メゾン】、maisonnette 【メゾネット】
château 【シャトー】
séjour 【セジュール】
saison 【セゾン】
étoile 【エトワール】
soleil 【ソレイユ】
ensoleillé 【アンソレイエ】
espoir 【エスポワール】
village 【ヴィラージュ】
ville 【ヴィル】
villa 【ヴィラ】
avenir 【アヴニール】
paradis 【パラディ】
famille 【ファミーユ】
printemps 【プランタン】
bonheur 【ボヌール】
plaire 【プレール】
Laforet HARAJUKU 【ラフォーレ・ハラジュク】

その4

étiquette 【エチケット】
ballet  【バレエ】
manteau 【マント】
crayon 【クレヨン】
enquête 【アンケート】
chef 【シェフ】
garçon 【ギャルソン】
mille-feuille 【ミルフィーユ】

その5

rendez-vous 【ランデヴー】
parfait 【パルフェ】
petit 【プティ】 / petite 【プティットゥ】
parasol 【パラソル】
silhouette 【シルエット】
Grand Prix 【グランプリ】

その6

genre 【ジャンル】
début 【デビュー】
buffet 【ビュッフェ】
hors-d’œuvre 【オードブル】
métro 【メトロ】
gratine 【グラタン】

日本語になっているフランス語~その7

éclair 【エクレア】

フランス発祥の洋菓子としておなじみのエクレアですが、シュークリームのバリエーションの一つのようです。

フランスではもっとも基本的なケーキとされ、その分自由度が高いので、パティシエの個性が試されるケーキといわれています。

日本でポピュラーなチョコレートをかけたタイプのものは、≪ éclair au chocolat ≫(エクレール・オ・ショコラ)と呼ばれます。

ところで、この「エクレール」という言葉はフランス語で「稲妻」を意味するのはご存じでしょうか?

筆者は、長細い形が稲妻を連想させるからと思っていたのですが、どうも諸説あるようです。

「焼いた表面にできる割れ目が稲妻に似ているため」いう説がその一つで、これは筆者の推測と同じ形からの連想ですが、学術団体アカデミー・フランセーズの辞書で採用されたのは、なんと
「稲妻が落ちるのと同じくらい一瞬で食べられてしまうから」だそうです。

ホントかなあと思ってしまいますよね。それだったら一口で食べられそうなマカロンとかも稲妻(エクレア)という名前になった可能性がありますよね。

éclair

croquette 【コロッケ】

フランス語では「クロケットゥ」というように発音します。
英語でも「クロウケェットゥ」という感じでだいたい似ています。

このフランス語の “croquette” が日本語のコロッケの語源となったようです。

日本ではジャガイモをメインに使っていますが、フランスではフランス発祥の揚げ物全般を “croquette” と呼ぶそうです。

フランス語で、つぶすとかバリバリかみ砕くとかを意味する動詞の “croquer” (クロケー)が語源になっています。

fiancé / fiancée 【フィアンセ】

婚約者のことですね。英語でも アクサン記号なしの “fiance” と書いて「フィアンセィ」のように発音します。

“confiance” (信頼の意味)と同じく、古いフランス語の “fiance”(信頼、約束)から来ているようです。

ちなみに女性の婚約者のことを言うときは、 “e”が追加されて、”fiancée”と書きます。
発音はどちらも「フィアンセイ」と同じですね。

coup d’État 【クーデター】

筆者は「クーデター」という言葉は昔から知っていても、これは3語から成るフランス語だったとは思いも及びませんでした。

武力など非合法な手段で政権を奪う「クーデター」という言葉、これもフランス語から来ています。

“coup” は「一撃」という意味で、”d’État” は「国家の」という意味です。
前置詞 de + État(エタ、国家のこと)の縮約系ですね。

つなげると、国家に対する一撃ということになりますね。

conté 【コンテ】(画材)

デッサンを描くのに用いるクレヨンの一種の絵画材料が「コンテ」で、元はフランス語です。

一方、映画、CM、アニメなどの映像制作において撮影前に用意する設計図のような「絵コンテ」・または「画コンテ」は別物ですね。
こちらは英語の “continuity” (コンティニュイティ、連続性という意味)を略した和製英語です。
「誰々のコネで仕事をもらった」とかの「コネ」みたいなものですね。(英語のconnectionから来てる和製英語だったかと・・・)

どちらも「画」に関わる言葉なので紛らわしいですが、元になっている単語が全然違うんですね。

conté

日本語になったフランス語、第8回へ続きます

探せばまだありますねえ・・・。
日本語の中のフランス語、次回に続けようと思います。

日本語でなにげなく使われているフランス語起源の外来語。こんなにあった? -8

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