日本語でなにげなく使われているフランス語起源の外来語。こんなにあった? -5

French greeting words 文化

~Mots japonais originares de France~

日本語の会話や文章の中では多くのフランス語がさりげなくつかわれています。
第一回から第四回では下記のフランス系日本語をご紹介しました。

フランス系日本語リスト

日本語でなにげなく使われているフランス語起源の外来語。こんなにあった?

日本語でなにげなく使われているフランス語起源の外来語。こんなにあった? -2

日本語でなにげなく使われているフランス語起源の外来語。こんなにあった? -3

日本語でなにげなく使われているフランス語起源の外来語。こんなにあった?- 4

その1

baguette  【バゲット】
encore 【アンコール】
nuance 【ニュアンス】
ensemble 【アンサンブル】
mode, à la mode 【モード】、【ア・ラ・モード】
à la carte 【ア・ラ・カルト】
café au lait 【カフェ・オ・レ】
langue de chat 【ラング・ド・シャ】
aux Champs Élysées 【シャンゼリゼ】
Notre-Dame 【ノートル・ダム】
vendange 【ヴィンテージ】(ヴァンダンジュ)

その2

rouge 【ルージュ】
シュークリーム
déjà vu 【デジャブ】
barbe à papa 【バーバパパ】
sabotage 【サボタージュ」
haute couture 【オートクチュール】
avant -garde 【アヴァンギャルド】
surréalisme 【シュルレアリスム】
atelier 【アトリエ】
chanson 【シャンソン】

その3

lumière 【ルミエール】
maison 【メゾン】、maisonnette 【メゾネット】
château 【シャトー】
séjour 【セジュール】
saison 【セゾン】
étoile 【エトワール】
soleil 【ソレイユ】
ensoleillé 【アンソレイエ】
espoir 【エスポワール】
village 【ヴィラージュ】
ville 【ヴィル】
villa 【ヴィラ】
avenir 【アヴニール】
paradis 【パラディ】
famille 【ファミーユ】
printemps 【プランタン】
bonheur 【ボヌール】
plaire 【プレール】
Laforet HARAJUKU 【ラフォーレ・ハラジュク】

その4

étiquette 【エチケット】
ballet  【バレエ】
manteau 【マント】
crayon 【クレヨン】
enquête 【アンケート】
chef 【シェフ】
garçon 【ギャルソン】
mille-feuille 【ミルフィーユ】

日本語になっているフランス語~その5

rendez-vous 【ランデヴー】

英語で言う “appointment” (アポイントメント)、日本語で言う「アポイント」や「アポ」のことです。
たとえば病院や役所などでの予約や、会合、商談・・・などすべての「会う約束」に使えます。

日本語の中では「ランデヴー」は、待ち合わせてデートするみたいな響きがありますが、フランス語では広義のアポイントのことです。

≪ prender un rendez-vous ≫が「予約・アポイントを取る」の基本形です。(”prendre” は「取る」などの意味に広く使われる動詞、英語の “take”に近いでしょうか)
たとえば「Paulとのアポイントをとる」という場合は、基本形は≪ prendre un rendez-vous avec Paul(プランドゥル アン ランデヴー アヴェック ポール)≫でOKですね。

 J’ai pris un rendez-vous chez le médecin.(”pris” は “prendre”の複合過去活用形)
私はお医者さんに予約を取った。

J’ai pris un rendez-vous à l’hôpital.
私は病院に予約を取った。

彼女は美容院に月曜日の予約を取った。
Elle a pris un rendez-vous avec le coiffeur pour lundi.

parfait 【パルフェ】

日本語で「パフェ」または「パルフェ」というと、何層にも重ねた豪華なデザートを思い浮かべます。
フランス語の「パルフェ」はデザートの名前でもあり、「完璧だ」という形容詞でもあります。後者の場合は英語の “perfect”と同じで、日本語でも「パーフェクト」ですね。

では、「パフェ」と「パルフェ」はどう違うのだろうか、外国語をカタカナにするときの単なる表記の揺らぎなのかなと思ってたのですが、実は少し違うようです。

「パルフェ」はフランス発祥のデザートでフランスで「パルフェ」というと・・・。
卵黄に砂糖やホイップクリームを混ぜて型に詰めて凍らせたアイスクリームをお皿に乗せて、ソースや冷やした果物を添えて食べるデザート、だそうです。
元々は生クリームをコーヒーに加えて冷やして固めたものでした。これが「完璧なコーヒー」という意味で ≪ parfait au cafe(パルフェ・オ・カフェ)≫と呼ばれていたのがパルフェの語源ということです。

一方「パフェ」は日本で生まれたデザートで、底が深い器にスポンジケーキやアイスクリーム、生クリームやゼリーなどを層状に重ねたデザート、とあります。
パフェはフランスのパルフェを応用したものだということがわかります。

しかし、フランスの「パルフェ」は日本の「パフェ」のように、背の高い器にいろいろなものを重ねているわけではないんですね。フランスで「パルフェ」を注文するときは、お皿にのったアイスクリームにソースがかけられ、果物が添えられているものをイメージしましょう。

parfait_japonais
パフェ

petit 【プティ】 / petite 【プティットゥ】

これは要するに「プチ・なんとか」というときの「プチ」ですね。
小さいという意味です。

対象が男性名詞であれば “petit”、女性名詞であれば “petite”と変化します。

プチケーキとかプチシュークリームとか、小さいサイズのものを呼ぶときに使いますね。
食べ物でも丼物とかラーメンなどは「ミニ・○○」と英語の “mini”をつけて呼ぶことが多いので、食べ物の世界の「プチ」はデザート限定用語かもしれませんね。

parasol 【パラソル】

「パラソル」は、ほぼ日本語と同じで「日傘」という意味で使われるようです。

日傘と言っても、サイズが小さいものは “ombrelle(オンブレル)” ということが多いので、サイズが大きい日除けの傘を指す、というところも日本語と同じですね。

ちなみに “para” という接頭語は何かを「防ぐ」という意味があるようです。
“sol” は太陽という意味があるので、日光を防ぐという意味になるわけですね。
なるほど、雨傘のことは “parapluie(パラプリュイ)”と言いますね。雨除けをするからパラプリュイ。
※ “pluie”(プリュイ)は「雨」の意味

silhouette 【シルエット】

フランス語でも日本語の「シルエット」とほぼ同じ意味で使えます。英語も同じですね。
輪郭や影などのことを言います。

ちょっと違うのは、小説などで主要ではない登場人物を指すこともあるようです。

Grand Prix 【グランプリ】

大きな賞のことですね。日本語でも同じ意味で使われていると思います。
「グラン」が「大きい」で、「プリ」が「賞」ですね。
英語で言うと、≪ Grand Prize ≫のことです。

芸術やスポーツなど様々な分野で、最も優れた作品や個人に与えられる賞が「グランプリ」ですし、その選考会や競技会自体も「グランプリ」と呼びます。

皆さんは、 ≪ Grand Prix ≫はなぜこのスペルなのか不思議に思ったことはないでしょうか?
私も以前は不思議でしたが、フランス語由来なのでフランス語読みなのか、と納得しました。

ちなみに、”prix”というのは「値段」という意味でもあります。

trophy

日本語になったフランス語、まだまだ続きます

日本語でよく使うフランス語、たくさんあるものですね。
次回に続きます。

日本語でなにげなく使われているフランス語起源の外来語。こんなにあった? -6

parasol

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