日本語でなにげなく使われているフランス語起源の外来語。こんなにあった? -6

French greeting words 文化

~Mots japonais originares de France~

日本語の会話や文章の中では多くのフランス語がさりげなくつかわれています。
第一回から第五回では下記のフランス系日本語をご紹介しました。

フランス系日本語リスト

日本語でなにげなく使われているフランス語起源の外来語。こんなにあった?

日本語でなにげなく使われているフランス語起源の外来語。こんなにあった? -2

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日本語でなにげなく使われているフランス語起源の外来語。こんなにあった? -5

その1

baguette  【バゲット】
encore 【アンコール】
nuance 【ニュアンス】
ensemble 【アンサンブル】
mode, à la mode 【モード】、【ア・ラ・モード】
à la carte 【ア・ラ・カルト】
café au lait 【カフェ・オ・レ】
langue de chat 【ラング・ド・シャ】
aux Champs Élysées 【シャンゼリゼ】
Notre-Dame 【ノートル・ダム】
vendange 【ヴィンテージ】(ヴァンダンジュ)

その2

rouge 【ルージュ】
シュークリーム
déjà vu 【デジャブ】
barbe à papa 【バーバパパ】
sabotage 【サボタージュ」
haute couture 【オートクチュール】
avant -garde 【アヴァンギャルド】
surréalisme 【シュルレアリスム】
atelier 【アトリエ】
chanson 【シャンソン】

その3

lumière 【ルミエール】
maison 【メゾン】、maisonnette 【メゾネット】
château 【シャトー】
séjour 【セジュール】
saison 【セゾン】
étoile 【エトワール】
soleil 【ソレイユ】
ensoleillé 【アンソレイエ】
espoir 【エスポワール】
village 【ヴィラージュ】
ville 【ヴィル】
villa 【ヴィラ】
avenir 【アヴニール】
paradis 【パラディ】
famille 【ファミーユ】
printemps 【プランタン】
bonheur 【ボヌール】
plaire 【プレール】
Laforet HARAJUKU 【ラフォーレ・ハラジュク】

その4

étiquette 【エチケット】
ballet  【バレエ】
manteau 【マント】
crayon 【クレヨン】
enquête 【アンケート】
chef 【シェフ】
garçon 【ギャルソン】
mille-feuille 【ミルフィーユ】

その5

rendez-vous 【ランデヴー】
parfait 【パルフェ】
petit 【プティ】 / petite 【プティットゥ】
parasol 【パラソル】
silhouette 【シルエット】
Grand Prix 【グランプリ】

日本語になっているフランス語~その6

genre 【ジャンル】

フランス語でも「ジャンル」は英語とも日本語とも同じ使い方と言ってよいと思います。
タイプやカテゴリと同じく、分類というような意味ですね。
芸術関連に使うことが多い印象があります。

début 【デビュー】

「日本の音楽界への鮮烈なデビューを飾る」とか言うときの、デビューです。
これは、日常的に使う言葉だと思いますが、フランス語だったんですね。
英語にもなっていて、”debut”と書きます。アクサンなしでも(éではなくe)このスペルはいかにもフランス語という感じですね。
日本語では上の例のように、初舞台とかデビュー戦とかの意味で使われると思いますが、フランス語では「始まり」という意味もあるようです。
例) début novembre(フランス語: デビュー・ノヴァンブル) = 11月初め(日本語) = beginning of November(英語: ビギニング・オブ・ノヴェンバー)

buffet 【ビュッフェ】

「ビュッフェ」はもともとフランス語で、「置台のある扉付食器戸棚」という意味のようです。
昔はこの食器戸棚の上に料理を置き、ワゴンのように使っていました。

それで、自分で料理を取りに行くセルフサービスのスタイルのことをビュッフェと呼ぶようになりました。

日本で「ビュッフェ」というとなぜかほぼ食べ放題だと思うのですが、日本以外では取った分だけの料金を払うことのほうが多いです。

ちなみに日本でのビュッフェと同じようなスタイルで「バイキング」という言葉もありますが、これは日本でしか通じない和製英語です。外国人と話すときに使わないようにしましょう。

hors-d’œuvre 【オードブル】 

「オードブル」もよく聞く言葉ですが、日本語ではパーティ用の盛り合わせ料理を指すことが多いようです。

フランス語では、フルコースでスープの前に出される最初の料理を指します。食欲をそそる目的で、量が少なく、塩分や酸味がやや強めに作られることが多いです。

“œuvre” というのは作品というような意味で、≪hors de~≫ というのは「~の外」で、≪out of~≫という感じです。

メインではなくおまけみたいなニュアンスですかね。
日本語の「オードブル」のような豪華なイメージではなく、食欲をそそる少量の前菜と思った方がよさそうです。

hors_d'œuvre
日本的オードブル

métro 【メトロ】

日本のでも東京の地下鉄は「東京メトロ」という名称なので、なじみ深いですが、もともとはフランス語です。
英語でも “metro”ですね。

“métro” は1900年に営業を開始したパリの鉄道網「Chemin de Fer Métropolitain」を略した単語です。
“chemin(シュマン)” は経路、パスみたいな意味でその後前置詞の “de”、続いて鉄を意味する “fer(フェール)”、そして「メトロポリタン」ですね。
そういえば鉄の元素記号は “Fe” でしたっけ。

gratine 【グラタン】

フランス語の “gratiner”から来ています。
“gratiner” は、表面をこんがり焼いて焼き色を付ける、というような動詞です。

「グラチネ」という料理もあり、グラタンと語源は同じですが、内容は少し違うようです。
グラタンは、ホワイトソースやベシャメルソースをベースにした料理にチーズをかけて焼くのに対し、グラチネはチーズを直接食材に乗せて焼くため、ソースは使わないようです。

グラタンは活用形の “gratine” で、グラチネは原形の “gratiner”と書くみたいですね。なぜそのような使い分けになったのでしょう?

gratiner

日本語になったフランス語、第7回へ続きます

探せば他にもありそうです。
日本語の中のフランス語、次回に続きます。

日本語でなにげなく使われているフランス語起源の外来語。こんなにあった? -7

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