2026年2月21日放送の「アナザースカイ」に、元乃木坂46で女優・ミュージカル俳優として活躍中の生田絵梨花さんが出演します。
今回のロケ地は、彼女が生まれた街・ドイツのデュッセルドルフ。
この記事では
- デュッセルドルフってどんな街?
- 番組では何をしたの?
- 生田絵梨花のミュージカル女優としての実力
- 『レ・ミゼラブル』で3役を演じた理由とは?
をわかりやすくまとめます。
デュッセルドルフとは?日本人にもなじみ深いドイツの都市
デュッセルドルフはドイツ西部、ノルトライン=ヴェストファーレン州の州都。ライン川沿いに位置する経済都市です。
特徴まとめ
- ファッションとアートの街
- 日本企業が多く進出
- ヨーロッパ有数の日本人コミュニティ
- 旧市街(アルトシュタット)が観光名所
実は「ヨーロッパで最も日本人が多い都市のひとつ」と言われるほど、日本とのつながりが深い街です。
生田絵梨花さんは5歳までこの街で過ごしました。
【アナザースカイ】デュッセルドルフで何をした?
番組では、生まれた街を再訪し
- 幼少期の思い出の場所巡り
- 家族とのエピソード
- 音楽の原点探し・ピアノの先生との再会
などが描かれると予想されます。
生田さんはピアノの実力も高く、クラシック音楽に触れる環境が整ったドイツでの幼少期の体験は、今のミュージカル女優としての活動と無縁ではないでしょう。
デュッセルドルフは音楽教育が盛んな街でもあり、クラシック文化が根付いています。
ミュージカル女優・生田絵梨花の実力
アイドル出身でありながら、本格派ミュージカル俳優として高評価を受けている生田絵梨花さん。
代表作のひとつが世界的名作ミュージカル
Les Misérables(レ・ミゼラブル)

『レ・ミゼラブル』で3役出演という快挙
生田絵梨花さんはこれまで
- コゼット役
- エポニーヌ役
- ファンテーヌ役
の3役を演じています。
同一作品で主要女性キャラクターを複数経験するのは非常に珍しいことです。
各役の特徴
| 役名 | 人物像 | 歌唱難易度 | 演じた時期 |
|---|---|---|---|
| コゼット | 純粋なヒロイン | 高音域中心 | 2017年 |
| エポニーヌ | 叶わぬ恋を抱く女性 | 感情表現が重要 | 2021年 |
| ファンテーヌ | 母の愛を象徴する役 | 圧倒的表現力 | 2024年 |
役柄がまったく違うため、表現力と歌唱力の両方が求められます。
このことは、ミュージカル界での評価が高い証拠ともいえるでしょう。
ちなみに、コゼットは言ってみればエポニーヌの恋敵ですよね。
そして、コゼットの母親のファンテーヌは、愛娘を主役のジャン・バルジャンに託して亡くなる女性です。
この役を演じるには娘を想う母親像を表現しないといけないので、それなりの年齢である必要があると思います。ご自身の成長と伴って役柄でも成長する、というのは素晴らしいですね。
生田絵梨花さんはエポニーヌを演じた時期のインタビューで、「エポニーヌは素直になれないところがあって、そこが自分と似ている。私も好きな人に対してあえて攻撃的になってしまったり素直じゃないところがあるから」というようなことを言っていました。
たしかに私たち、おそらく皆さんもそのように素直になれないときはけっこうありませんか?
私自身感情表現がうまくないので、感情を上手にまっすぐ相手に届けられるようになりたい、と思ったりもします。
私が映画を観た感想では、エポニーヌはあのガメツイ夫婦に育てられた割にはまっすぐ育って愛情表現できている印象があるのですが、どうなのでしょう。
恋のライバルであるコゼットからの手紙をマリウスに渡したりしていたり、負傷してマリウスのそばで亡くなるときの様子からも、気丈な優しい女性に育っていると思います。
なぜ生田絵梨花は評価されるのか?
- すぐれた音程感
- 安定した高音
- 感情の乗せ方が自然
- 舞台映えする存在感
アイドル出身という枠を超え、本格派舞台女優としての地位を確立しています。
デュッセルドルフとミュージカルの原点
ドイツはクラシック音楽の本場。
幼少期を過ごした環境が
- 音楽への親和性
- 表現力の土台
- 国際感覚
につながっている可能性は十分あります。
今回の「アナザースカイ」は、そんな原点を知ることができそうです。
余談 : レ・ミゼラブル – Les Misérables の原作(小説)の話
レ・ミゼラブルは1862年にヴィクトル・ユーゴ(Victor-Marie Hugo)によって世に出された小説です。
ユーゴーが60歳のときですね。
小説ではスティーヴン・キングを超える勢いで、人物の描写や背景がこれでもかと、深堀りされているので、相当読みごたえがあります。
多くのファンを持つ、イギリス・アメリカ合作の映画『レ・ミゼラブル』(原題: Les Misérables – 2012年12月21日公開)は、ミュージカルをもとにしていますが、ミュージカルは原作とはかなり異なる脚色がされているので、フランス社会やレ・ミゼラブルのストーリー世界に興味がある方は小説も読んでみることをお勧めします。
この長尺な物語にある社会的背景を知ると、映画、ミュージカルもより興味深く観ることができると思います。
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政治活動にも熱心であったユーゴーは死刑廃止論者でもあり、レ・ミゼラブルよりはるか前、27歳の時に「死刑囚最後の日」( Le Dernier Jour d’un Condamné )という小説を刊行しています。
ギロチンの時代、自身も処刑を何度か目撃し、社会がそれを容認していることに怒りを感じました。その怒りが、彼に死刑廃止論を世に問わせる原動力になりました。
この小説には、レ・ミゼラブルとの共通点があるところも興味深いです。
本作の主人公が処刑を待っているとき、別の死刑囚に出会いますが、その死刑囚は、妹の家族を救うために一斤のパンを盗んだために監獄へ送られたと主人公に語ります。
これはジャン・バルジャンの境遇そのものですね。
そういえば、小説『レ・ミゼラブル』の序盤で、死刑台の描写がありました。随所に作者ユーゴーの思想がちりばめられているのを発見できることでしょう。
死刑囚が処刑される日、彼は3歳の娘マリーとの面会が叶います。
しかし、1年ぶりで髭を生やした彼を娘は父親だと認識することはなく、また父親は既に亡くなっていると彼に話します。
これについては、レ・ミゼラブルのコゼットが父親代わりに自分を育ててくれたジャン・バルジャンに対する愛の表現と対極をなしていて、切ないものがあります。
(しかし、1年会っていないで容貌が少し変わったくらいで親を認識できないかなー?でも3歳だとそんなものでしょうか)
『死刑囚最後の日』は短編なのですぐに読み切れると思います。
レ・ミゼラブルファンの方も、ユーゴーの思想をもっと知ることができるこの作品、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
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さらに、映画版と原作である小説版との比較やそれぞれの楽しみ方について興味がある方は、ぜひこの記事も読まれてみては?
レ・ミゼラブル-映画・ドラマ・原作-それぞれの味わい方
まとめ
2月21日の「アナザースカイ」は
- 生田絵梨花さんのルーツ
- デュッセルドルフの魅力
- ミュージカル女優としての軌跡
が見られる内容になりそうです。
特に『レ・ミゼラブル』で3役を演じた実績は、彼女の実力を象徴するポイント。
今後も舞台・ドラマ・音楽と、さらに活躍の場を広げていくことでしょう。


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