11/23- ビレリ ラグレーン・サックス・トリオ 札幌公演の演奏曲を予想!

BiréliLagrène 音楽

ジプシー・ジャズとビ・バップの語法を完璧に使いこなすギタリスト、 ビレリ・ラグレーン(Bireli Lagrene) が来日しました。
今回は “サックス・トリオ” という珍しい編成。(BIRELI LAGRENE Sax Trio)
11/20(木)、11/21(金)のBlue Note Tokyo公演に続き、11月23日(日)
には、札幌文化芸術劇場 hitaruでの【SAPPORO CITY JAZZ 2025 THEATER JAZZ LIVE】でもこのトリオが演奏します。

札幌公演でも、ジプシー・ジャズとはまた違った、ポップスやジャズ・スタンダードを織り交ぜたゴキゲンなライブになるでしょう。

本記事では、実際にBlue Note Tokyo で演奏された内容をベースに、札幌公演で演奏が予想されるセットリストと、Blue Noteでの筆者の感想をまとめています。


Biréli Lagrène(ビレリ・ラグレーン)の来日は何年ぶり?

MCで「以前日本で演奏したのは2013年」との発言がありましたので、日本でのライブは12年ぶりということになります。
2013年の時は筆者は行けませんでしたが、たしかブルーノート東京と横浜のライヴ・レストラン「モーション・ブルー」だったと思います。
ちなみに「モーション・ブルー」の情報を確認したら、なんと2022年に閉店してますね。
残念なことです。

Biréli Lagrène(ビレリ・ラグレーン)2013年来日時のメンバーは?

2013年来日時は、下記のメンバーでした。

リシャール・ガリアーノ(Richard Galliano) — バンドネオン/アコーディオン

ビレリ・ラグレーン(Biréli Lagrène) — ギター

ディディエ・ロックウッド(Didier Lockwood) — ヴァイオリン

ピアソラが自分の後継者と指名したほどの、バンドネオン/アコーディオンの巨人、リシャール・ガリアーノ(Richard Galliano)さんは現在も活躍中です。

ステファン・グラッペリを彷彿とさせる、ジャズ・ヴァイオリニストの最高峰・ディディエさんは残念ながら2018年に亡くなられています。62歳でした。

■ ビレリ ラグレーン・サックス・トリオとは?

今回のメンバーは、

  • Biréli Lagrène (ビレリ・ラグレーン)(Guitar)
  • Franck Wolf (フランク・ウルフ(sax)
  • William Brunard (ウィリアム・ブルナール(Bass)

という編成。
マヌーシュ・スウィングよりも、ポップスの名曲、スタンダードなど幅広く演奏するのが特徴です。

切れ味鋭いギターと、歌心あふれるサックス、ボトムを支えるベースとのトリオ技。
もちろん、普段のビレリの超絶技巧ぶりも楽しめる編成です。


■ 札幌公演で予想されるセットリスト(Blue Note Tokyo 公演ベース)

11/21(金)のBlue Note Tokyoでは以下のようなセットリストでした。
その時の演奏の様子を簡単にお伝えします。

札幌公園でもだいたい似たような曲を演奏することが予想されます。

1. Just The Way You Are(Billy Joel)

ビリー・ジョエルの名曲を、ビレリ風に。
ライブ冒頭から極上のメロディを堪能しました。


2. After You’ve Gone(スタンダード)

ジャズのスタンダードが、ビレリの解釈でちょっとジプシー・ジャズ風になっています。


3. Place du Tertre(Bireli Lagrene)

ビレリの名曲。
名盤【Move】でのバージョンは、あのレイドバックした美しい音色のギターのイントロが大好きです。
それと、サックスが奏でるテーマの美しさに聴き惚れてしまいます。
フランス・モンマルトルの雰囲気が漂う美しい曲です。


4. Donna Lee(Charlie Parker)

チャーリー・パーカー作のアップテンポのビバップ曲。
サックス、ギター、そしてベースまでもがユニゾンでテーマを演奏していました。
ソプラノ・サックスのぶっ飛んだソロの後にビレリのソロとベースソロが続きます。
聴いている私も一気にヒートアップしました。


5. Danse Norvégienne(ノルウェー舞曲)

グリーグ作曲のクラシックをジャズにアレンジしたビレリバージョンです。


6. Mercy, Mercy, Mercy (Joe Zawinul)

ファンキーな16ビートのアレンジです。
パーカッシブなギターのバッキングが冴えまくってます。


7. 曲名不明(すみません)

ミディアムテンポで、随所でサックスとギターがユニゾンで速いパッセージを繰り出す曲でした。

■ Encore:Isn’t She Lovely?(Stevie Wonder)

アンコールはこの人気曲。
亡きSilvan Lucとビレリによる、ギターデュオの超絶な演奏が忘れられないのですが、Franck Wolfが入ったバージョンもステキですね!


札幌【SAPPORO CITY JAZZ 2025 THEATER JAZZ LIVE】での予想

札幌のライブでも、以上の曲の中から5,6曲くらい演奏するでしょう。
追加予想すると、以下の曲の中から演奏する可能性も大だと思います。
This Can’t Be Love – 11/20(木)のBlue Note公演でも演奏した、キャッチーな曲。
Cherokee – Franck Wolfがいるので、これをDonna Leeの代わりにアップテンポでやるかも?
Nuages – ジャンゴ・ラインハルト(Django Reinhardt)作のビレリの愛奏曲の一つ。

■ Blue Note Tokyo 11/21公演での全体の感想

サックス・トリオというフォーマットによって空間を活かしたプレイが目立ち、ギターとベースのバッキングがより聞こえてきました。

今回のツアーは ジャズやポップスのスタンダードを中心に、ソプラノサックスとギターの絶妙なインタープレイが楽しめるステージでした。

  • ビレリの演奏は、相変わらずリズムの抑揚が素晴らしいと思いました。
  • ポップスの曲でも、フランクとビレリがかっこいいソロを聴かせてくれます。
  • 筆者としては、Place du TertreDonna Lee が聴けてうれしかったです。

全体的にリラックスしつつスリリングなライブでした。

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