11月20日(木)の『プレバト』で俳句に挑戦する高橋成美さん。
高橋成美さんは7か国語を話せるポリグロット(Polyglot=多言語話者)とのこと。
俳句は多くの語彙があるほうが有利でしょうし、日本語を深く知っている必要があります。
外国語を知ると日本語との比較ができて、より日本語の深みを意識する場面があったりします。
母国語を正しく話せないと他の言語も正しく話せない、ということは言えるんではないかなと思います。
それはそれとして、高橋成美さんは何語をどの順番で習得したのか、に興味ありませんか?
他のポリグロットの方々の話も参考にしながら、高橋成美さんの言語習得の過程を調べてみました。

高橋成美が習得した言語は?
ほぼ時系列に挙げると以下の通りです。
①中国語
②英語
③フランス語
④ロシア語
⑤スペイン語
⑥イタリア語
⑦韓国語
そして、母国語の日本語を含めれば8か国語の話者となります。
高橋成美が習得した言語の順番
中国語
高橋成美さんは、お父さんの転勤で小学3年生ごろから中学2年生まで中国に住んでいました。
まず北京で東北部出身の人たちとスケートを学びながら中国語を習得したとのことです。
北京の標準は北京語(マンダリン)ですが、東北出身の人たちが多かったのでしょうね。
東北地方というと、昔日本の統治下にあった満州のあたりですね。有名な都市では瀋陽などがあります。
おそらく、北京語と東北語とは少なくとも東京弁と津軽弁くらいの違いはあると思います。
日本でも学校では標準語の教科書を使いますし、この時点ですでに北京語と東北語を理解していたのではないでしょうか。
さらに、中国語がもっとできるようになりたい、という思いから、中学時代は現地の学校に通ったそうです。中国語オンリーの環境だと思いますので、その時期に飛躍的に中国語力が伸びたことと思います。
中国はあまりにも広大なため同じ国でも全然違う言語が話されているので、まず北京で北京語(マンダリン)を学ぶというのは手堅い習得法だと思います。
英語
英語もできたほうが良いだろうということで、北京の現地校に通う前の小学校時代に、インターナショナルスクールに通ったそうです。
インターナショナルスクールで使用する言語は英語なので、おそらく授業もメインは英語でしょうし、そこで英語をマスターされたと思います。
フランス語
高校2年の時に、カナダのケベック州のモントリオールに留学したそうです。
ケベック州は英語と並んでフランス語も公用語なので、そこでフランス語を習得したそうです。
筆者の元同僚にもモントリオール出身の人がいて、英語がネイティブのようですがフランス語もできたようです。現地ではそれが普通なんですね。
2言語が公用語の都市で育つといい感じに両方の言語が混ざってきそうですが、それも面白いですよね。
さらにフィギュアスケートでマーヴィン・トランとのペアを組んだことにより、フランス語を実践する場でもあったようです。
仕事で使用すると、意思疎通をしっかりしないといけないので、良い訓練になりますよね。
ロシア語
その後、大学でロシア語を専攻したそうです。
得意な中国語やフランス語を選択しないあたりに、並々ならぬチャレンジ精神と向上心がうかがえますね。
ロシア語は中国語やフランス語、英語などのラテン語ファミリーとはまた全然違うので、そのチャレンジ精神に敬服します。
スペイン語・イタリア語・韓国語
この辺りは趣味で学習されたそうです。
スペイン語、イタリア語は単語などはフランス語とかなり似ていますし、スペイン語とイタリア語は互いに発音も似ているのでこれまでの言語センスがあればある程度習得は容易なことだったかと思います。
(ただ、似ているだけに混ざりそうですけどね)
韓国語はまず文字を覚えないといけないですが、子音と母音の組み合わせを覚えたらとりあえずは読めるようになるので中国語よりは読み書きが楽だと思いますが、単語を覚えるのは時間がかかると思います。
日本語
日本語は母国語なので、これを入れると8か国語となりますね。
圧倒されるポリグロットたち
筆者も旅行などを機会にいろいろな言語に興味を持って数字や挨拶を覚えるくらいはしたのですが、(アラビア語やスワヒリ語など)それを会話レベルにするのは大変なことだと思っています。
単語もしばらく使わないとすぐに忘れますしね。
そんな中で、12か国語とか20か国語とかすらすら話せるレベルの人たちを見ると驚嘆するほかありません。
高橋成美さんの話題から離れますが、私がこれまでYouTubeで見たポリグロットの方をご紹介しますので、興味がありましたらチェックしてみてください。
カナダ人のSteve Kaufmannさん
日本人の英語系YouTuberのTarosacさんの動画で最初見たときに、驚愕しました。
フランス語、スペイン語のような兄弟言語は英語ネイティブの方にとってはわりと楽だとおもうのですが、アラビア語、ロシア語、中国語、また日本語もできるとなると、ちょっと想像を超えています。
日本語を話している動画を見るとよくわかりますが、「どうもどうも、毎度お世話になってます」みたいに砕けた会話ができる、というのがすごいですね。
白人の人が北京語や広東語をバリバリ話しているというのもあまり見ない光景なので、笑っちゃうくらいすごいです。
日本人のKazuさん
この方、Kazuさんもビックリです。
インドネシア語は文字がアルファベットなのでいいとして、タイ語やアラビア語は文字覚えるだけでも、「はぁ~気が遠くなる」というレベルです。
この動画で、日本語から遠い言語から学んでいって、最近中国語や韓国語を始めたとおっしゃっていますね。
それは、日本人が学校で英語から学ぶという状況を考えると、不思議ではないと思います。
筆者の考えでは、そもそも英語が日本語と最も遠い言語の一つだと思っています。
文字は簡単に覚えられますが、発音も文法も語彙の感覚も、文化的にも日本語と全く違うので、英語にはない日本語表現とかその逆もあったりするわけですね。
英語は世界語なので必然の流れではありますが、英語を最初に学ばないとならないというのは日本人にとってもっとも高いハードルをまず跳べということになり、いいのか悪いのか・・・日本人の宿命ともいえて、考えさせられますね。
高橋成美の語学力について – まとめ
高橋成美は現在7つの外国語を話す
①中国語
②英語
③フランス語
④ロシア語
⑤スペイン語
⑥イタリア語
⑦韓国語
高橋成美の言語習得の始まりは小学生の頃の中国での生活から
高橋成美さんは小学生の頃にお父さんの仕事で中国に渡り、そこで中国語(東北語)とインターナショナルスクールで英語を学びました。
高橋成美はカナダに留学してフランス語を習得
ケベック州のモントリオールは、英語と並びフランス語も公用語とされている都市で、高橋成美さんはそこでフランス語も学んだようです。フランス語話者の選手とペアを組むときにもそれが役立ちました。
高橋成美は大学でロシア語を専攻
チャレンジ精神あふれた高橋成美さんは大学ではロシア語を専攻しました。
高橋成美は趣味でスペイン語、イタリア語、韓国語を習得
高橋成美さんは、語学の魅力にはまっている人として、興味がある言語にどんどん入り込んでいる感じですね。
複数の言語を学ぶということは、言語同士が与えあっている影響や、不思議な共通性など発見して学べば学ぶほど面白い分野だと思います。
たとえば、「英語で使うあの単語は、フランス語が元だったんだ」とか「インドネシア語とフランス語は助詞とか名詞とかなんか似ている部分が多いな」とか面白い発見があります。
中国語が日本語に与えている影響は計り知れないですし、もっと文化的にも物理的にも距離が遠いフランス語でさえ、日本語に入り込んでいる単語がいっぱいあります。
※当ブログの下記の記事もご参照いただければうれしいです。
日本語でなにげなく使われているフランス語起源の外来語。こんなにあった?
外国語を学ぶということは母国語の日本語力を強化することにもつながると思っています。
他言語を知ることにより、母国語である日本語で話したり書いたりするときも、より深みのある言葉の遣い方ができるかもしれませんね。
興味がある方は、「英語もまだまだだというのに他の言語なんて」と思わずに、どんどん欲張って手を広げるのも良いと思います。
それぞれの言語の比較による、面白い発見がきっとあると思います。



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