2025年10月23日に地球の歩き方国内シリーズの「調布市」と「戦国」が発刊されます。
調布市のどんな魅力を伝えてくれるのでしょうか?
また、戦国時代のどんなことを紹介しているのでしょうか?
それらについて調べてみたいと思います。
『地球の歩き方』
『地球の歩き方』は、1979年に創刊され、長年多くの人たちの旅行をサポートしてきた旅行ガイドブックです。
筆者も学生時代は年に一回くらい海外旅行をしましたが、常に地球の歩き方を携行していましたし、行先で出会う日本からの旅行者もほとんど皆持っていたと思います。
渡航先のそれぞれの都市の特徴や歴史が簡潔にまとまっていて役に立つ情報が簡単に得られるのが人気の理由だと思います。

『地球の歩き方』国内シリーズ
国内シリーズは、2020年に予定されていた東京五輪と『地球の歩き方』の創刊40周年が重なることを記念して、企画がスタートしたそうです。しかし、発売直前にコロナ禍が始まり、2020年9月に発売されました。
意外だったのは、コロナ感染拡大の前から企画されていたということでした。
コロナ禍で海外旅行が制限されたから国内シリーズが始まったのかと思ったのですが、東京オリンピックを記念してということだったんですね。
国内シリーズ第1弾 『地球の歩き方 J01 東京 2021-22年版』
コロナ禍中の2020年は国内での不要不急の移動も制限されていたと記憶しています。
そんな状況の中でも、Jシリーズ(国内シリーズ)第1弾の「東京」版が2020年9月1日に発売されました。
当時は出社や通学なども制限され、「ステイホーム」などと言われていて、その状況での旅行ガイドブック発刊なので大々的な告知はなく世に出たわけですが、予想に反して大ヒットしたようです。書店で売り切れが続出するほどの人気でした。
『地球の歩き方 J00 日本 2023‑2024』(47都道府県版)は2年後の2022年に発売されましたが、順番が逆だったら批判が集中してうまくいかなかったかもしれません。
ステイホーム政策の中、旅行できないのなら地元を楽しみたいという東京都民のニーズに見事にこたえたから多くの支持を受けたのでしょう。
ほかの国内シリーズ
『東京』版を皮切りに、『東京 多摩地域』、『埼玉』、『京都』、『沖縄』、『千葉』と続き、『北九州市』、『横浜市』、『杉並区』などの市シリーズも出版されています。
2025年10月上旬には『山口市』、『御朱印でめぐる京都のお寺』が発売され、そして2025年10月23日に発売されるのが『調布市』と『戦国』です。
『地球の歩き方 調布市』
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・深大寺の話題
・水木しげるがゲゲゲの鬼太郎などの作家活動をしていた地
・蕎麦だけじゃない ラーメン&うどんなどのグルメ
・調布を愛するあの人にインタビュー、高田純次さん/中畑清さん/立川晴の輔さん
などなど・・・。
いろいろな調布市の話題があり、充実した内容が期待できます。
映画の街でもある調布市
調布市は、かつては「東洋のハリウッド」とも言われたらしく、現在でも映画産業が盛んな街らしいです。
1933年に日本映画株式会社が多摩川撮影所を開設してからというもの、調布では多くの映画が撮影されてきました。
そのため、調布市内には映画・映像関連企業が多く存在するようです。

『地球の歩き方 戦国』
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地球の歩き方に、時空を超えて世界の歴史を取り上げる「地球の歩き方 歴史時代シリーズ」が登場しました。
2025年9月の『H02 ハプスブルク帝国: 地球の歩き方 歴史時代シリーズ』に続いてに世に出るのが 2025年10月23日発売の『H01 戦国: 地球の歩き方 歴史時代シリーズ』です。
『戦国』編では、全国の城や城跡、有名武将ゆかりの寺社・温泉、展示施設など、日本の戦国時代に関連する見どころが載っています。
周遊プラン、著名人ゆかりの地、その土地の工芸、食文化などの「地球の歩き方」の定番要素に加えて、城郭を見るときのポイントや全国の戦国イベントの紹介、歴史と文化の解説なども充実しているとのこと。
たとえ旅行してまわる余裕がなくても、読み物として楽しめそうですね。
あのあたりは戦国の世の時はどんな感じだったのか、とか想像すると面白いですよね。
応仁の乱から大坂夏の陣まで、戦国時代は日本の世の中が大きく変動した時期でもありますね。
歴史的背景を知っておくと、旅行などで各地を訪れたときに、見るものを何倍も楽しめることになるのがいいですね!

まとめ
2025年10月23日に地球の歩き方国内シリーズの「調布市」と「戦国」が発刊されます。
『J28 地球の歩き方 調布市』
- 「調布市」- 深大寺、蕎麦、水木しげる、映画など調布市ゆかりのものを紹介
- 調布を愛するあの人にインタビュー、高田純次さん/中畑清さん/立川晴の輔さん
『H01 戦国: 地球の歩き方 歴史時代シリーズ』
- 全国の城や城跡、有名武将ゆかりの寺社・温泉、展示施設など紹介
- 戦国時代ファンでなくても読み物として楽しめる
40年以上の歴史を持つ地球の歩き方。パンデミックの危機をうまく乗り越えてその人気は衰えを見せません。世界の国々で、または日本の各地で異文化に触れることは、見聞を広め思考を深める良い機会となるでしょう。
実際に現地で旅することにまさるものはありませんが、まずはこれらの書籍で知識を入れておくとより有意義な旅になるはずです。
皆さんも、地球の歩き方国内シリーズを読むと、好きな場所について調べたり行ってみたりしてみたくなるのではないでしょうか?
特に日本国内シリーズは、日本に住んでいる、または日本に興味があって旅行に来ている外国人の方々にもおススメしたいと思います。(日本文化について日本語で読めれば理想ですね)

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