ストーンアートとは何でしょう?

ストーンアートとは文字通り石をキャンバスにして絵を描くアートのことです。
自然の石をじっくり選び、その石に合う動物や模様を描くスタイルが特徴です。
まず、これらの作品を見てください。
栗屋近さんのInstagram
NakataAkieさんのPinterest
とても石の上に描いたものに見えませんね。
動物の毛並みや表情まで繊細に表現されているので、いまにも動き出しそう!
【プレバト】で最近の注目のストーンアート
9月25日(木)の【プレバト】では講師としてストーンアーティストの栗屋近(くりや ちかし)さんが出演されます。
栗屋近さんの作品が購入できるサイト: https://cldr.jp/special/about-stoneart-k
ストーンアートの魅力は?
ストーンアートは何が魅力なのでしょうか?
以下のような点が考えられます。
世界に一つしかない作品
天然の石は一つとして同じ形がないので、それぞれこの世に一つ、唯一無二の作品です。
アーティストはその形を活かして動物やキャラクターを描いていきます。完成した石を見ると、ただの石だったのが命を宿したかのようです。
石にも個性がある
それぞれの石の曲線や凹凸がそのまま作品の一部に活かされているのも大きな魅力です。
先に挙げたもう一人のストーンアーティスト、Nakata Akieさんは、「この石は○○になりたいのかも?」と考えて描くそうです。
「夢十夜」で夏目漱石は、鎌倉時代の彫刻師(仏師)・運慶が仏像を彫る様子を「仁王の眉や鼻を鑿(のみ)で作るのではない。眉や鼻が木のなかに埋まっているのを、鑿と槌の力で彫りだす」と表現したそうで、また同時代の仏師・快慶も、「仏様の力を借りて、木から仏様を彫り出す」といったというエピソードを思い出す話ですね。
手のひらに収まる可愛らしさと、小さくても感じる存在感
作品はほとんど手のひらにのるサイズで、繊細でありかわいらしさが引き立ちます。
自然素材がつかわれている親近感
天然の石(pebble)がつかわれているので、だれでも挑戦できそうな親しみやすさがあります。
絵の描き方は?
では、実際に挑戦する場合はどのように絵を描くのでしょうか?
Nakata AkieさんのFacebookでチェックしたところ、acrylic gouache paints とのことで、アクリル系のグワッシュ絵の具(不透明水彩絵の具)というのをつかわれているそうです。
毛並みを描くときはスピーディに描くのがコツなようです。
作業している動画も少しあったので、探してみてください。

まとめ: 9月25日(木)の【プレバト】に期待!
9月25日のプレバトでは、「光宗薫は2時間半かけて見つけた運命の石に思いを託し、ジャンル初の名人昇格に挑む!」など出演者の方々の気合が入ったアートへの挑戦が見られそうですね。
皆さんの中でもテレビを通して、またインスタやXなどの作品集を見て実際に挑戦したくなる方も多いと思います。
まず、このようなお絵描きストーンと絵の具ブラシセットなんか、手を付けやすいのではないでしょうか!?
自分で描いてみるのもいいですが、栗屋さんやAkieさんの作品を見ると、購入して手の上にのせて眺めたい誘惑にかられます。


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