40代後半未経験からのエンジニア転職 - 4

エンジニア転職

ポートフォリオの作成

2022年の6月ごろからRailsでオリジナルアプリを作り出しました。
プログラミングスクールのシステムで学習時間を記録するツールがあったのですが、表示の仕方を自分の好きなようにしたいと思って、学習時間を記録するアプリを作りました。
途中いろいろなエラーがあり、一つずつ解決していく必要がありました。最も時間がかかったのはHerokuというホスティングサイトにデプロイした後にエラー画面になった時でした。デプロイはできたのにエラーでトップページが表示されない、という予想外の事象で教材通りのアプリしか経験がない私にとっては困難なエラーでした。
8月のある日に解決して突如トップページが表示されたときは達成感がありました。解決方法はSQLiteで書いたデータベース操作のコードをHerokuに対応してPostgreSQLに書き直した、と記憶しています。
このアプリはその後自分でも学習時間記録に使用して後で各分野にかけた時間を見直すのに役立ちました。
その後、1か月ほどの期間でJavaScriptでフランス語の動詞活用形を当てるクイズのサイトも作成しました。
RubyやJavaScriptによる開発をした、という実績をつくったあたりから転職活動を再開しました。
しかし、7か月前の時点より感触は良かったのですが、やはり採用されるには至らない状況でした。
採用する側にとっては「今まで長年経験があるユーザーサポートなら採用したいが、開発では採用したくない」という思いだったのでしょう。

ポートフォリオの内容

当時作成したポートフォリオは公開したままにしているので、下記にリンクを載せておきます。
オリジナルアプリを複数作成していることには高い評価をいただくことがありましたので、まずオリジナルアプリを2,3作成して求人に応募の際は担当者の目に触れるようにリンクを共有するなどしましょう。
最初からレベルが高い機能を目指さず、なんとか実装できそうだなというレベルのものを作成していくのが良いと思います。
これらのアプリは自分自身でも使用しています。特に学習時間記録アプリは現在でもほぼ毎日使っています。

  1. 学習時間、作業時間記録アプリ(Ruby on Rails)
    https://time-recording.herokuapp.com
    ※サインアップが必要
    学習時間や作業時間を記録するためのアプリで、Ruby on Railsで作成しました。日々の学習や自己開発の内容と時間を記録することによって、達成感を感じたり励みにしたりすることができると思い作成しました。
  2. フランス語の動詞活用学習アプリ(JavaScript)
    https://yamamuke.github.io/FrancaisApp/
    ※認証なし
    複雑なフランス語の動詞活用の全パターンを頻出語の例でゲームをしながら身につけるためのアプリとして、JavaScriptで作成しました。
  3. Tips管理用アプリ
    https://tips-management.herokuapp.com/
    ※サインアップが必要
    調べた情報を、後日すぐに引き出せるようにするためLaravelで作成しました。

学習・転職活動の履歴

学習と転職活動を時系列にしてみました。
学習を始めてから最初の転職をするまでに約3年半かかっています。

2020年
VBAやJavaの学習を始める。

2021年
数社の採用面接を受け、不採用になる。
オンラインプログラミングスクールを半年間受講する。
(レッスン内容はRuby on RailsのWebアプリ作成がメイン、たまにJavaの質問)
Java Bronzeを取得する。

2022年
数社の採用面接を受け、不採用になる。しかし前年よりは反応が良いことを実感する。
Excel VBAエキスパート認定を取得する。
Ruby on RailsとJavaScriptでポートフォリオを作成する。
Java Silverを取得する。

2023年
Laravelでポートフォリオを作成する。
SIerに転職する。
研修ではUnix系のコマンドライン活用、実務ではGit、アプリ改修のデプロイまでの一連の流れ、WSUSでのWindows環境メンテナンス等々を実施する。

2024年
AWS Cloud Practitioner、Solution Architect Associateを取得する。
年末近くにSESに転職する。

2025年
チームでの業務システムの開発やメンテナンスを行い現在に至る。
個人での学習や実践としてJavaやC言語、LaravelなどでのWebアプリ作成に取り組む。

次回は、転職後どのような業務をすることになったかと、どのような学習を続けたかという話です。

第5回 – 来るべき試練と2社目への転職

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